天国の青い蝶 The Blue Butterfly (2004 /Cnd)

C71 脳の悪性新生物

【copy】
世界で一番美しい神秘の蝶に会いたい。
余命わずかな少年に残された
たった一つの最後の願いが 奇跡を起こす。

キラキラと輝く青い天使が、
ちいさな心に舞い降りた。

【staffs】レア・プール監督
ウィリアム・ハート(アラン・オズボーン)、パスカル・ブシェール(テレサ・カールトン)、マーク・ドネイト(ピート・カールトン)、ラオール・トゥルヒロ(アレホ)
【prises】(not worth mentioning)
【my appraise】★★★(per5)
【prot】
 余命数ヶ月と宣告された末期の脳腫瘍の少年。彼は、病から、車いすを使う状態であるが、奇跡の青い蝶に憧れ、それを紹介した昆虫学者に懇願し、コスタ・リカの熱帯雨林へと出かける…。
 1987年にカナダで起きた実話をもとに、コスタ・リカの美しい映像を女性監督の感性で捉える。
【impression】
 悲劇の方が「感動モノ」にして映画にはしやすいのだと思いますが、この監督の感性でうまくとっています。ただ、こういった映画でこういう演技をしがちな、ウイリアム・ハートに辟易する方はいるかもしれません。
 この映画は、モデルとなった昆虫学者(愛好家?)のジョウジュ・プロッサールに言わせれば、80%は実話とのこと(映画パンフレットより)。
【staffs】
 「母が病気の息子を想う」というタイプの映画の中では、際だって母親を美しく描いた作品と想います。普通、女性の前に母親であるという人間像で描きがちですが、この映画ではお母さんが、とても艶っぽくて素敵です。パスカル・ブシェールの魅力なのか、監督が女性の感性なのかは分かりませんが…。
 →パスカル・ブシェール、この写真も素敵ですが、上の写真のような普通っぽいのも良いですね。彼女は、カナダの映画(特にフランス語映画)を中心に活動しており、今年、カナダのアカデミー賞といわれるジニー賞で主演女優賞(「Ma vie en cinemascope」)を受賞しています。もっと、英語圏の映画でも活躍して欲しいところです。
【tilte, subtilte】

【medical view】
 末期がんの少年ピートには《奇跡》が起こり快方へと向かったことになっていますが、実際にピートのモデルとなったダビット・マランジェさんも奇跡的に治癒したそうです。映画が日本で封切られた時点では22歳で、この映画が日本で上映するに当たって、来日なさっています。
 奇跡ってあるんですよね。勇気づけられますね。…としか、言いようがないですね。こういうのを、変に説明しようとすると、かえっていかがわしいか(希望による免疫機構がどうしたこうした…とか)、夢が無くなる(誤診だったとか…)のでやめておくべきですよね。
 ただ、医療側は、悪くなって死を迎える人は確実にフォローしますが、奇跡的に回復して病院に来なくなった人はフォローしていない場合も多い。これは、「医者の悲観的な感覚」を形成しているだけでなく、統計をとっても同じ傾向になる可能性が高い。つまり、どんな悲惨なことを宣告されても、少なくとも医療側の感覚よりは、現実は、若干楽観的な可能性があります。だから、現代医学以外の治療法もトライしてみるべき…とは思わないです。ただ、現在の治療の妨げにならないのであれば、医師も、患者・家族の気が済むように何かやるのにトライすることは止めることはしないでしょう。
【books】
 ノベライズが発表されています。
【videos, DVDs入手しやすさ】★★★★
 DVDもビデオもレンタル&セルでリリースされています。最近の作品なので、ほとんどのショップに置いてあると思います。

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by harufe | 2005-07-06 16:10 | ICD C00-D48新生物


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